機内で使用することはほぼないものの

機内のMacBook Pro

MacBook Pro

飛行機に乗るのはたいていが出張である。したがって、仕事道具としてパソコンは欠かせない。今のノートパソコンはハードディスクではないので、以前ほど振動に気をつかわなくてもよくなったが、それでも原則は預け入れ荷物ではなく、機内持ち込みとなる。

預け入れ荷物の規定としても、電源をオフにしておけば預け入れ可能ということになっている。スタンバイにしただけではダメだ。ケースに入れてバスタオルでグルグル巻きにしてスーツケースに詰め込むこともあるし、それで壊れてしまったという経験もないが、望ましいことではないという事実には変わりない。

したがって、パソコン、筆者の場合は13inchのMacBook Proだが、これは機内持ち込みとなる。だからといって、実際に機内で使うかというと、そのようなことはまずない。国内線だと搭乗時間もたかがしれているし、ファーストクラスでもない限りテーブルも狭いし、機内Wi-Fiが使えるとはいっても回線速度はたかがしれている。

国際線の有償の機内Wi-Fiは、筆者の経験上ではそこそこの速度が出ていて、メールをチェックしたり、テキストファイル程度をやり取りしたり、ちょっとしたサイトを閲覧するぐらいならまったく問題はない。まったく問題はないものの、その程度のことであれば、わざわざMacBook Proを開かなくとも、iPadやひょっとしたらスマホでも事足りる。

そんなわけで、機内に持ち込みはするものの、カバンの中に入れっぱなしということになる。トップの画像は撮影のためにわざわざカバンから取りだしたもので、撮影後、少しは触ってみたものの、すぐにしまい込んだのであった。
 

デジタルカメラ

同じようなものにデジタルカメラがある。もちろん、コンパクトタイプではなくデジタル一眼レフと、その交換レンズである。これには精密な駆動機構があるので、バスタオルで巻いたぐらいでは預け入れ荷物にはできない。よって、機内に持ち込むことになる。だからといって、一眼で撮影をするわけではない。

機内食など、機内ではまったく撮らないというわけではないが、スマホで十分である。そもそも機内で大きな一眼レフを振り回していたらいい迷惑である。
 

モバイルバッテリー

それ以外だと、携帯用のバッテリーであろうか。スマホなどを充電するためにモバイルバッテリーも、普段持ち歩くことはないが、出張時、特に海外出張時は現地での充電がどうなるか不明なので、念のため持っていく。しかし、予備バッテリーについては預け入れの制限が厳しく、また、規則が頻繁に変わるので、基本的には持ち込みにしている。

最近はこのバッテリーのケースのように、預け入れは不可でも持ち込みなら可能というものもあるので、色々と持ち歩く人は要注意である。

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