バンコクから福岡へ

スワンナプーム国際空港のマレーシア航空B737

帰路はB737とB787

バンコクに1週間弱滞在した後、日本への帰路につくが、復路の機材はクアラルンプールまでのマレーシア航空がもはや乗り慣れた感のあるB737、クアラルンプールからはJALのB787-9である。

ビジネスクラス利用の場合はスワンナプーム国際空港でファストトラックが使えるので、さっさと出国してしまい、いつものようにキャセイパシフィック航空のラウンジでくつろぐ。

マレーシア航空ビジネスクラス機内食


バンコク発でもやはり2時間のフライトでしっかりとした機内食が出る。マッサマンカレーだろうか。そんなに辛すぎもせず、これは日本人の口にも合うだろう、搭乗前にラウンジで担々麺を食べていなければ。

KLIAでは2時間半の接続とちょうどよい具合で、ラウンジでシャワーを浴び、スイーツとコーヒーでゆっくりとしていると、すぐに成田行きの搭乗開始時刻になった。といっても、例の出発1時間前の搭乗口セキュリティゲートが開く時間ということで、軽いアルコールを1杯追加して、出発時刻の40分前にラウンジを出ると、保安検査も空いていたし、ほぼ待たされることなく優先搭乗が始まった。

JALビジネスクラス機内食


東南アジア路線で夜行便に乗ると、このような朝食のオーダーシートが配られる。乗っている便の到着時間にもよるが、朝食の提供が日本時間でいうと3時から5時ぐらいに始まるので、食事にするのか睡眠を優先するのか意向の確認である。

チェックを入れて客室乗務員に渡すようにと書かれているが、実際には乗務員が順番に聞いて回ってくれる。もちろん、筆者は朝食を選択した。

JALビジネスクラス機内食


水平飛行に入るとすぐに軽食が出て、これをつまみにワインを寝酒代わりとし、早々にシートをフラットにして寝てしまう。短時間とはいえ、ぐっすりと眠れるのはビジネスクラスならではで、翌日に予定がある場合などは助かるが、せっかくのビジネスクラスのサービスをあれこれと堪能することはできない。

JALのクアラルンプール線は成田からが日中を飛び、クアラルンプールからは深夜発となる。プレミアムエコノミーで予約してマイルで往復のどちらかだけをアップグレードする場合、昼行便でビジネスクラスを楽しむか、夜行便での快適さを選ぶか、どちらか迷うところであろう。

JALビジネスクラス機内食


朝食は写真のように和食にした。そもそも、筆者は普段から余り朝食はとらないのだが、和食なら食べれるかと思い、たいていの場合は和食を頼む。しかし、こうやってご飯からおかずまで一通り揃った朝食の内容をあらためて見てみると、パンにコーヒーという洋食の方が軽いのではないかという気もしてくる。まあ、洋食には卵料理やらソーセージやハムなどの肉もついてくるので、結局は同じということであろう。
 

最後に福岡へ日帰り

クアラルンプールからの帰国便は朝の7時に成田についた。ここから福岡単純往復が待ち受けている。最初に福岡行きに乗ってからすでに2週間近くが経っており、ここは少なくとも何日かは間を開けて、東京でストップオーバーしたいところである。

しかし、ここで日をあらためると、一切仕事の絡まない最後の福岡往復が馬鹿馬鹿しいものにさえ思えてきてしまうので、勢いでその日のうちに行って帰ってくることにしてある。変更のきかないチケットなので、最初からそういうつもりで予約を入れたという話なのだが、さすがに成田に降り立ったときは、そのまま帰宅してしまいたい誘惑にかられた。

こんな無茶な日程を組んだ一月前の自分を罵ってやりたいぐらいであったが、気を取り直して、成田でスーツケースはすべて宅配にしてしまい、身軽になってから羽田まではリムジンバスで車中熟睡、昼過ぎの便で福岡へ、ラーメンと博多うどんを食べてから夜の便で帰ってきた。往復ともにファーストへ当日アップグレードしてある。

 

福岡・クアラルンプール・バンコクのまとめ

最後に今回の3箇所連続出張で獲得したFOPをまとめておこう。発券したのは、A. 羽田 - 福岡往復(先得)、B. 福岡 - 東京 - クアラルンプール往復(JAL)、C. クアラルンプール - バンコク往復(MH)の合計3綴り8区間。国内区間はすべてファーストクラス利用、それ以外はビジネスクラス利用である。

搭乗した順に並べておく(A-1というのは、航空券Aの第1区間という意味)。

  1. 羽田 - 福岡 (A-1) : 2,836FOP 
  2. 福岡 - 羽田 (B-1) : 3,804FOP
  3. 成田 - KUL (B-2) : 6,659FOP
  4. KUL - BKK (C-1) : 943FOP
  5. BKK - KUL (C-2) : 943FOP
  6. KUL - 成田 (B-3) : 6,659FOP
  7. 羽田 - 福岡 (B-4) : 2,102FOP
  8. 福岡 - 羽田 (A-2) : 1,418FOP

合計で25,364FOPである。同じ3都市巡りでも、前回のバンコク・マニラ・クアラルプールより積算ポイントが多いのは、国内線のFOP2倍キャンペーンのおかげである。また、航空運賃の総額は当日アップグレード台を含めて23万円ほどなので、単価も10円を大きく切ることができた。

なお、1と2はFOP2倍キャンペーンの指定月である5月に乗っているが、帰国した時点で6月になっているので、7と8よりも積算FOPが大きい。もし、この最後の2区間も5月中にすることができていたら、単価は8円台であった。まあ、この辺りは日程ありきの修行紛いの出張であるから、如何ともしがたいところである。

5月はこれ以外にも、クラスJで那覇往復をしており(日帰り修行ではないが)、那覇から帰ってきた時点で5万FOPを超えてサファイアに到達、今回の積算分を含めると7万7千となる。さらに、バンコクでJAL Global Walletのステイタスカードを利用してきたので、キャンペーンポイントが2千つく予定であるから、JGCプレミアも目前となった。

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